総務省の「発表」について 💬

みなさん、こんにちは!
早河弘毅法律事務所の事務員GASです!
最近は、日中は気持ちの良い秋晴れが続いていますが、朝晩の冷え込みが厳しいです…
私は冷え込みにやられて体調を崩してしまいました…
季節の変わり目、皆さんも体調にはお気をつけくださいね!
さて、今日のブログは、弊所の専門分野に関わる、ちょっと気になる話題について書いてみようと思います。
総務省による注意喚起
🚨 総務省から発表されたこと、知っていますか?
先日、総務省からP2P型ファイル共有ソフトに関する注意喚起や、違法アップロードについての発表がありました。
具体的には、
- 「ファイル共有ソフトの不適切な利用による著作権侵害に関する注意喚起」
といった情報発信です。
(詳しくは総務省の発表をご覧ください。)
当事務所は、このファイル共有ソフト、特にトレント事件、いわゆる「発信者情報開示請求」や「損害賠償請求」といった案件を数多く専門的に取り扱っています。そのため、私たちスタッフにとっても、総務省からのこのような注意喚起は、「やっぱり!」と思う部分と、「もっと知ってほしい!」という思いが交錯するところです。
⚖️ 事務員として「現場」で思うこと
実は今回、総務省の発表資料を見て、「えっ!」と驚いた数字がありました。
弊所ではこの分野のご相談を専門的に取り扱っているので、日頃からトレント関連の開示請求に関する知識は日々集めているのですが、なんと全体の総請求数に占めるアダルト動画関連の割合が95.6%にもなるとのこと…!
ほとんどがその類型なんだという事実に、改めてこの分野のトラブルの深刻さを感じました。
トレントソフトは、「知らず知らずのうちに」自分のパソコンからファイルが流出してしまう(アップロードされてしまう)仕組みになっていることが非常に多いです。
そして、その結果、突然、プロバイダから「あなたのアクセスについて開示請求がされてますよ、あなたの情報の開示について意見をください」という通知が届き、青ざめて事務所にご相談にいらっしゃる方が後を絶ちません。
多くの方が「まさか自分が」と思っていらっしゃいます。
総務省の発表は、まさにそうした「知らずに加害者になってしまうリスク」について、改めて警鐘を鳴らしてくれているのだと感じています。
もちろん、意図的に違法なファイルを共有する行為は断じて許されるものではありません。
ですが、私たちがお話をきいていると、本当に「仕組みをよく知らなかった」という方がたくさんいらっしゃるのも事実です。
だからこそ、総務省の言うように「ソフトの特性を理解して安全に利用すること」、そして「トレントソフトをよくわからないままに利用しない」という点に、ぜひ皆さんも注目してほしいと思っています。
🕊️ 最後に
当事務所では、日々、先生方がこの分野の専門知識を駆使して、トレントソフトの利用によってトラブルになってしまった方の安心を取り戻すために尽力されています。
私たち事務員は、先生方がスムーズに仕事を進められるよう、相談者様との最初の窓口として、親身な対応を心がけています。
法律の話は難しく聞こえますが、このトレントのトラブルは、皆さんのすぐ隣にある問題かもしれません。不安を感じたら、まずは誰かに相談することが、一番の解決の糸口になると思っています。
これからも、事務員GASは、日常のちょっとした出来事や、法律事務所の「中の様子」をお届けしていきます!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう👋
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